あがり症を克服する前に原因を考える
あがり症を克服するために、まずはあがり症の原因を考えてみることにしましょう。あがり症を克服するためのヒントが見つかるかもしれません。
あがり症の原因として考えられるのは「横隔神経」にあるともいわれています。
横隔神経とは横隔膜を動かす際に使用される神経のことで、横隔膜は横隔神経が伸び縮みすることで上下に動きます。
そして横隔神経は横隔膜とのどを結んでいる2本の太い神経のことです。
横隔神経の働きのひとつとして横隔膜を動かすことがありますが、それだけではなく、心の状態や完成に大きな影響を与えていると考えられているのです。
たとえば突然に驚かされるなどした場合、呼吸が止まってしまうこともあるんです。
これはまず、突然に驚かされることで横隔神経が縮みます。その結果横隔膜が上につりあがってしまい呼吸が止まるというのです。
横隔膜というのはとてもデリケートな神経をしていて、驚き、不安、緊張などによってすぐ反応してしまいます。
あがり症の症状が出る背景として、よく言われるのがストレスの存在です。横隔神経はこのストレスに非常に弱いといわれています。
あがり症の原因が横隔神経にあると考えられるのはこういったことが根拠とされているようです。
であるならば、横隔神経を鍛えることができれば、あがり症を克服できるということも考えられます。
あがり症の症状としては、緊張して手が震えたり、汗をかいたり、下痢をしたりという症状を見ることができます。
これらの症状は自律神経の失調による症状ではありますが、横隔神経の鍛錬により、その症状の改善が期待できるとも言われています。
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