羞恥心を克服してあがり症に立ち向かう
羞恥心、つまり「恥ずかしいと思う気持ち」はあがり症の人にとっては、とても重要な感情の一つでしょう。
自分の言動について「レベルが低い」と思い込んで、後悔や劣等感に苛まれるという状況に自分自身で追い込み、緊張した結果あがってしまう。という状況が多いようです。
このような感情を、あがり症ではない人が理解することはなかなかに難しいことです。しかし、あがり症の人にとっては、とても見逃せない重要なポイントと言われています。
そして、緊張してあがってしまってしばらくたったあとでも、あんなことを言うんじゃなかった。とか、あの行動は失敗だったかもしれない。と、ずっと悩んでしまうことがあるようです。
このような羞恥心がその症状をもっと重いものにしてしまうことになるのです。
これまで見てきた羞恥心を乗り越えて、あがり症を克服する必要がありましょう。
ではどうすればよいでしょうか?
あがり症の人から、常日頃感じている不安や羞恥心を除去するというのはとても難しいことだと思われます。
そうであるならば、除去するのではなく、うまく付き合うという方法を考えてみてはいかがでしょう。
羞恥心を感じないことを目標にするのではなく、できるだけ羞恥心を感じる範囲を狭くするように心がけてみるのです。
羞恥心を感じた場合、無意識に自分の殻に閉じこもる場合はよくあります。そうなると自分の感情をうまく出せずに隠してしまうこともよくある傾向だそうです。
このようなことの繰り返しが、あがり症の症状を悪化させてしまうことにもなりかねません。
ここで大切なのが、自分の気持ちを上手に表現できるようになることです。そうなれば羞恥心を感じる度合いも少なくなってくるはずです。
そのためには、積極的に他人とコミュニケーションをとることが大事だと言えます。
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