お歳暮を贈る親戚はどの範囲まで?

お歳暮を贈る相手といえば、お世話になった人、会社の上司や仲人さんが挙げられますが、それ以外で言うと、親戚が挙げられます。

 

親戚と言えば、身内と言える場合も多いようですし、身内ならお歳暮は送らなくてもよい、あるいは後回しにしてもよいのではないかと思ってしまいますが、そうもいきません。

 

親戚は縁が切りにくいという間柄でもありますから、可能であれば送っておきたい相手と言えます。

 

 

ですが、親戚が多いという人もいるでしょう。

 

そういう場合、親戚全員にお歳暮を贈るということになると、家計がとても心配になります。

 

そういう場合は逆に全部の親戚に送らないという選択肢もアリです。

 

 

親戚に送るお歳暮において、避けるべきは特定の親戚にだけ、お歳暮を贈らないというパターンです。逆に特定の親戚にだけお歳暮を贈るというのはアリです。

 

お歳暮を贈る理由としては、お仕事を紹介してもらった、子供のころからお世話になっている、などいろいろな理由があると思います。

 

そのようなお世話になった親戚の方々に対しては感謝の意を示すためにお歳暮を贈るということがあってもいいでしょうし、むしろそうすべきだと言えます。

 

 

一方、他の親戚にはお歳暮を贈っているのにも関わらず、特定の親戚だけお歳暮を贈らないというのは、マナーとしてはよろしくないでしょう。

 

言ってみれば、仲間外しみたいな印象を受けます。モラルや人間性が問われることになるでしょう。

 

そのような状況を生み出してしまうのであれば、いっそのこと、全員にお歳暮を贈らないという選択をする方が、まだ筋が通るというものです。

 

 

お歳暮とは本来、日ごろの感謝を込めて贈るものですが、それと同時に、社会的な習わしであるとも言えます。

 

それによって人の評価も変わってくることがありますし、常識のある行動を心掛け、一人前の社会人であるということをアピールする役割もお歳暮は担っているのです。


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